パリ蚤の市直 ショワジールロワ Choisy-le-Roi トランプ柄絵皿

フランス・パリのクリニャンクール蚤の市で直接購入したショワジー・ル・ロワ（Choisy-le-Roi）のトランプ柄のプレートです。 ショワジー・ル・ロワの作品の中でも、こちらのトランプ柄シリーズは極めてレアで、アンティーク市場にも出回ることがほとんどない貴重なデザインです。 コレクターの間でも大変人気のある入手困難なアイテムですので、この機会にぜひいかがでしょうか。 【特徴】 •ショワジー・ル・ロワ（Choisy-le-Roi窯） •製造年代：1890年〜1910年 •サイズ：直径約19.5cm •トランプのカード（ダイヤ・クラブ）をモチーフに当時のフランス社会を風刺的に描いた絵柄。当時のヴィクトリア時代の世界観を感じさせます。 ※裏面に正真正銘、本物の証である製造元「CHOISY LE ROI」の刻印と赤い筆記番号あり。 【状態】 ・　目立ったヒビや欠けなどありませんが、当時のアンティーク品特有の貫入（表面の細かなひび模様）があります（画像参照）が、これは当時の陶器の特徴であり、価値を損なうものではありません。100年以上前のアンティーク品であるということをご理解いただける方のみよろしくお願い致します。 壁掛けやインテリアとしても楽しめる非常に美しいデザインです。 【お皿のデザインと意図】 1.上部 　“Portant gaiement le sac au dos, le troupier est le Roi de Carreau” 　「背中に荷物を陽気に担ぐ、歩兵はダイヤの王様」…軍人（歩兵）を皮肉っぽく讃えたフレーズ。 2.下部 　“Dame de Trèfle, et sans argent, elle trône au café-chantant” 　「クローバーの女王、でもお金がなくて、カフェ・シャンタンで歌っている」…金欠の女性がカフェ・シャンタン（当時のミュージックホール）で歌手として働いている様子を皮肉に描写。 このような風刺やユーモアを交えたトランプシリーズの絵皿は、当時のフランスのブルジョワ家庭での装飾用や贈答用として人気がありました。 アンティーク市場にも滅多に出てこない入手困難品です。現地フランスでもなかなか手に入らず貴重な一品ですので気になる方はぜひこの機会にご検討ください。